仕事内容
デスクワーク
技術の仕事は、実験がメインだど思われる方もいると思いますが、実際にはデスクワークの時間も多くあります。
デスクワークの内容としては、ラボ検討前のインターネットで文献調査、検討中には実験データのまとめ・報告書の作成を行います。ここまでは大学の卒業研究と同じだと思います。
しかし、会社ではラボ検討が終了後に、お客様に提出する安全データシート(SDS)や実際に工場で製造をするために書類作成を行います。実験はもちろんですが、デスクワークもとても大切な仕事です。
実験
当社では主に、洗浄剤・剥離剤・脱脂剤等の様な薬液に特有の機能を持たせた機能性配合剤と呼ばれる自社製品開発と、顧客要望に応じた化学薬品の受託製造を行っています。
実験では、（自社製品・）機能性配合剤の検討・開発、および受託製品の当社設備に合わせた確認・改良をフラスコレベルで行います。
機能性配合剤では、顧客の希望する性能・使用方法にあった薬液の検討、評価を行い、製品化までに必要なデータ採取を行います。開発段階では顧客との打ち合わせが多くなるため、適宜必要に応じた検討・評価を都度行います。
受託製造分野では、顧客要望の製品を当社設備で製造するための条件確認及び改良を行います。このデータをもとに実製造時の製造条件が決定されるため、品質、生産性、安全性を左右する重要なデータ採取となります。
製品の設計・開発の根拠となるデータをとる重要な仕事です。
打ち合わせ
営業と技術の各担当者がテーマを持ち寄り、テーマ検討の進捗や課題等を確認し、先輩社員がアドバイスやフォローします。
打ち合わせは、社内のコミュニケーションを大事にする目的もあり、定期的に開かれたり都度関係者が集って実施しております。
営業担当者は、顧客からの提案内容を技術部員に伝える際に、検討にきちんと反映してもらえるように丁寧に説明します。技術担当者は、顧客からの提案内容を十分に把握した上で検討に着手する必要があるので、疑問点や不明な点があればその場で確認します。
先輩社員インタビュー
三若純薬研究所を選んだ理由
三若純薬研究所を選んだ1番の理由は、社長や技術部長からの<熱意>です。
会社説明会で、企業理念“～誠～至誠通天”『社員は嘘をつかずに正直に仕事をします』と話を聞いたので、私も正直に、化学メーカーの面接に来たにも関わらず「化学があまり得意ではない」とお話をしました。そんな私に『ぜひ、弊社で一緒に働いて欲しい。得意なことを弊社で活かしてほしい』と言って頂いた一言がとても嬉しく、「三若純薬研究所の社長や技術部長と一緒に働きたい！」と思い入社を決めました。
また名古屋駅から1駅と交通の便が良い立地であることや(帰りに名古屋で買い物が出来る！)、大学で学んだ知識が少しでも活かせそうな中小企業であったことも決め手でした。中小企業のイメージは入社前から変わらず、若いうちから責任のある仕事を任され、様々な経験が出来るため、自分自身が成長出来ています。また年に2回ある社長と社員の個人面談では色々な話をすることが出来るため、会社のトップに自分の意見を伝えられる入社前のイメージ通りでした。もちろん社長だけではなく上司も仕事の相談に乗ってくれるため、日々学び・成長しながら働けています。
仕事のやりがい
技術と業務の仕事を担当しています。 技術としての仕事では、お客様との面談から始まり、実験室での検討、工場移管、量産化まで全工程に携わることもあります。自分が担当した案件に対して最後まで関わることができるので、うまくいった時には達成感があります。別の案件などで同じお客様から仕事をいただけた時には、信頼を獲得できたと感じ、とても励みになります。
業務としての仕事では、主に書類の作成を行っています。
SDS(安全データシート)や申請書類などを作成する作業は地味なものになりますが、改めて製品や薬品の情報に向き合うことで、再確認する場面も多くあり、日々勉強になることがあります。
このようなところにやりがいを感じています。
これから入社する方へのメッセージ
皆さんが社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、不安も少なからずあることと思います。
ほとんど知識の無い自分がこれから仕事をこなす事ができるのか。自信なんてなくて当然だと思います。
私自身そう感じておりましたが、必死に頑張っていると、少しずつではありますが成長を感じる事が出来ています。
分からない事や悩む事は多くありますが、先輩方からアドバイスを頂いたり、自分で調べ、答えを導き出してその壁を乗り越えた時には、大きな達成感を感じることが出来ると思います。
やりがいを感じたい方、スキルアップを目指したい方は、ぜひ三若純薬で一緒に働きましょう！
